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どこまでもかわいい君と今宵
酔っぱらい。
脱がせてばっかりシリーズ。
脱がせてばっかりシリーズ。
|どこまでもかわいい君と今宵
訪問者の様子がいつもと違うのは、足音で分かる。夜中でも構わず足音をたてて、意味を成さないくらいの一応のノックのすぐ後に鍵を開けて、ドアを開けられる。
「寝てる?」
少し掠れた声。きっとアルコールを含んだ声。
どさり、とベッドに腰を大げさに下ろされてスプリングが軋む。観念して頭までかぶったブランケットをめくって顔を出すと、彼は、口元を緩ませた。
「起きてた?」
うつらうつらと気持ちよく、寝に入る瞬間だったところだから、少しムッとしていたのは本当。それなのに、彼は普段とは比べ物にならないくらいの甘やかなトーンで喋るものだから、怒るよりも何だかドキドキしてしまう自分が悔しくて、それがまた気に入らない。
もう一度、乱暴にブランケットを頭からかぶり直す。
「寝るの?」
ネクタイを緩めながら、声をかけられる。ジャケットを脱ぐ衣擦れの音が耳に入る。きっとシャツのボタンに手をかけている。スプリングが、ゆっくりと軋む。耳元、ブランケットを挟んですぐ傍で、もう一度。
「寝るの?」
堪らないほどの甘い声が響く。
「…寝てたんですよ。」
横になったまま答えると、彼は耳の傍で、起こしてごめん、と笑った。
もう、と再び観念して、ヘッドボードに背中を預けてもう一度起き上がる。さっきよりも、満足げに、意地悪そうに笑う彼は普段の几帳面さはどこへやら、ジャケット、ネクタイ、器用に脱いでは床に放ってゆく。
「…寝てたんですよ。」
「うん。」
「何、脱いでるんですか?」
「別に? オレも寝ようと思って。」
シャツのボタンにかけられた手。柔らかく、甘く、思考回路を溶かしてゆく声。
「…のだめのベッドです。」
最後のボタンにかけられた手が止まる、
「一緒に寝ていい?」
それは一瞬で、すぐに全てのボタンを外し終わる。シャツを脱ぎ捨てながら言葉を続ける、シャツも床に落ちた。
「それと、」
スプリングがゆっくりと軋む。先輩の手が頬から首元を辿って。それはそれは可愛らしい顔で笑いながらも。
「キスしてもいい?」
なんて、服を脱がしながら言うんですね。
訪問者の様子がいつもと違うのは、足音で分かる。夜中でも構わず足音をたてて、意味を成さないくらいの一応のノックのすぐ後に鍵を開けて、ドアを開けられる。
「寝てる?」
少し掠れた声。きっとアルコールを含んだ声。
どさり、とベッドに腰を大げさに下ろされてスプリングが軋む。観念して頭までかぶったブランケットをめくって顔を出すと、彼は、口元を緩ませた。
「起きてた?」
うつらうつらと気持ちよく、寝に入る瞬間だったところだから、少しムッとしていたのは本当。それなのに、彼は普段とは比べ物にならないくらいの甘やかなトーンで喋るものだから、怒るよりも何だかドキドキしてしまう自分が悔しくて、それがまた気に入らない。
もう一度、乱暴にブランケットを頭からかぶり直す。
「寝るの?」
ネクタイを緩めながら、声をかけられる。ジャケットを脱ぐ衣擦れの音が耳に入る。きっとシャツのボタンに手をかけている。スプリングが、ゆっくりと軋む。耳元、ブランケットを挟んですぐ傍で、もう一度。
「寝るの?」
堪らないほどの甘い声が響く。
「…寝てたんですよ。」
横になったまま答えると、彼は耳の傍で、起こしてごめん、と笑った。
もう、と再び観念して、ヘッドボードに背中を預けてもう一度起き上がる。さっきよりも、満足げに、意地悪そうに笑う彼は普段の几帳面さはどこへやら、ジャケット、ネクタイ、器用に脱いでは床に放ってゆく。
「…寝てたんですよ。」
「うん。」
「何、脱いでるんですか?」
「別に? オレも寝ようと思って。」
シャツのボタンにかけられた手。柔らかく、甘く、思考回路を溶かしてゆく声。
「…のだめのベッドです。」
最後のボタンにかけられた手が止まる、
「一緒に寝ていい?」
それは一瞬で、すぐに全てのボタンを外し終わる。シャツを脱ぎ捨てながら言葉を続ける、シャツも床に落ちた。
「それと、」
スプリングがゆっくりと軋む。先輩の手が頬から首元を辿って。それはそれは可愛らしい顔で笑いながらも。
「キスしてもいい?」
なんて、服を脱がしながら言うんですね。
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