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はじめての手紙
少し未来の。
峰はふたりが大好きなんだろうな、という。

|はじめての手紙

「清良、オレは手紙を書くのが好きだ。」
「…知ってる。」

彼はテーブルの上で拳を握りしめて、宙を見てやや力強く、言った。
そんな彼の、いつもの。様子を彼女は仕方なしに見やり相づちをうつ。

「千秋がパリに行ってからも、何度か手紙を出したんだ。」
「うん。」
「千秋も、メールや電話で、手紙届いたぞ、R☆Sはどうだ?って
 返事くれてたんだ。」
「うん。」
「でも、千秋から手紙が来たことはなかったんだよな?」
「うん。」

彼女は、テーブルに頬杖をついて、メールと電話で十分じゃない。と
付け加えて、正面に座る彼に小さなため息をこぼす。

「それが、今日。千秋から初めての手紙が届いたんだよ。」

きょとん、とした彼女の目の前に、自慢げに一通の白い封筒を突きつける。
見覚えのある封筒に、彼女は苦笑まじりに

「それ。今朝、うちにも届いてたわ。」

目の前の封筒の向こうでは、彼は満面の笑み。

「きっとオレの返信が一番だな。」

もう出したの?彼女が呆れた様に笑う。
彼は、もちろん、と得意げに言った。

「親友と、ソウルメイトの結婚式だ。
 出席に花丸つけてやったよ。」
花丸って、彼女はなおも呆れて笑う。

「千秋君の苦笑い、想像つくわ。」



間もなく、彼からの一番の返信ハガキ。
出席の欄につけられた大きな花丸を見て、彼女の想像通り。
彼は苦笑まじりに受け取った。

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こちらは、の/だ/め/カン/ター/ビレを扱う二次創作のブログです。もちろん原作、出版社等いっさい関係ありません。

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