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quickly, quickly, heavenly !
さらっと二人して変態なような。
|quickly, quickly, heavenly!
鼻の頭をギュッと摘むと、目の前の彼女はしかめっ面をして、それからすぐに色気も何も無い声を出して目を覚ました。不機嫌そうな、不思議そうな表情で、何ですか。と続けて。ムッとして見せると、鼻を摘んでいる手を払い、そのままくるりと背を向けた。口の端で小さく笑う。けれど、奥底では真顔。払われて、行き場の無い手で揃えられた髪からのぞく項をつい、となぞる。
「せんぱ、」
言葉が途中で途切れたのは、項に唇を寄せたことに反応したからで。そこからどんな言葉が続くかな、と意地悪く浮かんだ思考に従いもう一度、項へ。体勢を立て直して頭から覆い被さる様に。耳元に近づこうとした矢先、くるり、と彼女が天井を向いて目と目が合う。まだ、不機嫌そう、で。不安そう。
「手首、どうしてくれるんですか。」
「痕、残った?」
頬から横髪に差し込まれた手を、掴んでベッドサイドのランプにかざせば、うっすら赤くなっている様に見えた。手首に小さくキスをしながら、ごめん、と謝ってみたけれど、きっと笑ってしまっていたので、余計彼女はふくれてしまった。
「ごめん。」
「先輩?」
「ごめん。」
「先輩?」
手首、額、目蓋、頬、耳元。
「ごめんな。」
キスと同じ回数謝れば、不思議そうな顔をして、先輩? と彼女に覗き込まれた。それから、少し考えるようにゆっくりと、まるでスローモーションのように見えるくらい丁寧に笑って。頭だけ起こして、頬にキスを返される。
「のだめ?」
「大丈夫ですよ、どエスな先輩も慣れっこだし、よく分からないけど弱ってる先輩だって、慣れっこです。それで?何があったんですか? これでも、のだめは嬉しいんですよ。先輩がこうして甘えてくれるのも、のだめだけだって思うと。」
頭の向こう、天井に向かって鼻息荒く得意げにそう言うと、首を傾げて、また、不思議そうな顔。
「ただ、昨日の夜は少ぅし、痛かったですけど。」
またすぐに、不機嫌そうな顔を作って零す彼女に、全くかなわない、とくつくつ笑いながら。
「だから、ごめん、って。 でも、」
お前だって。爪たてるだろ。耳元で付け加えれば、彼女は途端に顔を真っ赤にして、大きく手を伸ばした。耳元で、もう、と怒った様に一言呟いて、顔を隠す様に抱きついてくる。身体に巻き付く腕も、顔にかかる髪から香る匂いも、全部を自分のものにしたいと思ってみても、全て飲み込まれたのは自分の方だと気づけば、自然と頬が緩む。目の前の彼女に返してやりたいが、どうしたものか、と思っても言葉は上手に出てこない。あふれる気持ちを抑えきれないとでも言う様に、手始めにキスを。
何度目かも分からない。繰り返してはもう一度、と、ふたり高く上り詰める。
鼻の頭をギュッと摘むと、目の前の彼女はしかめっ面をして、それからすぐに色気も何も無い声を出して目を覚ました。不機嫌そうな、不思議そうな表情で、何ですか。と続けて。ムッとして見せると、鼻を摘んでいる手を払い、そのままくるりと背を向けた。口の端で小さく笑う。けれど、奥底では真顔。払われて、行き場の無い手で揃えられた髪からのぞく項をつい、となぞる。
「せんぱ、」
言葉が途中で途切れたのは、項に唇を寄せたことに反応したからで。そこからどんな言葉が続くかな、と意地悪く浮かんだ思考に従いもう一度、項へ。体勢を立て直して頭から覆い被さる様に。耳元に近づこうとした矢先、くるり、と彼女が天井を向いて目と目が合う。まだ、不機嫌そう、で。不安そう。
「手首、どうしてくれるんですか。」
「痕、残った?」
頬から横髪に差し込まれた手を、掴んでベッドサイドのランプにかざせば、うっすら赤くなっている様に見えた。手首に小さくキスをしながら、ごめん、と謝ってみたけれど、きっと笑ってしまっていたので、余計彼女はふくれてしまった。
「ごめん。」
「先輩?」
「ごめん。」
「先輩?」
手首、額、目蓋、頬、耳元。
「ごめんな。」
キスと同じ回数謝れば、不思議そうな顔をして、先輩? と彼女に覗き込まれた。それから、少し考えるようにゆっくりと、まるでスローモーションのように見えるくらい丁寧に笑って。頭だけ起こして、頬にキスを返される。
「のだめ?」
「大丈夫ですよ、どエスな先輩も慣れっこだし、よく分からないけど弱ってる先輩だって、慣れっこです。それで?何があったんですか? これでも、のだめは嬉しいんですよ。先輩がこうして甘えてくれるのも、のだめだけだって思うと。」
頭の向こう、天井に向かって鼻息荒く得意げにそう言うと、首を傾げて、また、不思議そうな顔。
「ただ、昨日の夜は少ぅし、痛かったですけど。」
またすぐに、不機嫌そうな顔を作って零す彼女に、全くかなわない、とくつくつ笑いながら。
「だから、ごめん、って。 でも、」
お前だって。爪たてるだろ。耳元で付け加えれば、彼女は途端に顔を真っ赤にして、大きく手を伸ばした。耳元で、もう、と怒った様に一言呟いて、顔を隠す様に抱きついてくる。身体に巻き付く腕も、顔にかかる髪から香る匂いも、全部を自分のものにしたいと思ってみても、全て飲み込まれたのは自分の方だと気づけば、自然と頬が緩む。目の前の彼女に返してやりたいが、どうしたものか、と思っても言葉は上手に出てこない。あふれる気持ちを抑えきれないとでも言う様に、手始めにキスを。
何度目かも分からない。繰り返してはもう一度、と、ふたり高く上り詰める。
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