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baby,baby,baby
どうしたって、千秋はのだめを可愛いと思っているという話。

|baby,baby,baby

ベッドに腰掛けて、パウダールームで支度をしている彼女を待っている。

「おい、早くしろよ。迎えに来てやったのに、遅刻だぞ」
苛々を隠すつもりも毛頭なく、半ば諦め気味に大きく息を吐きながら言った。

待ってください、すぐです、すぐー。パウダールームからの返事。
また一つため息をついて、ベッドに目をやると脱ぎ散らかされた服にタオル。
そして、またため息を重ね、おもむろに服を畳み直し片付けてゆく。

あらかた寝室をキレイにし終えたころに、ちょうど良く、
「お待たせしましたっ!」

得意げに言うんじゃねぇよ、眉根を寄せたまま、
行くぞ。と続けてドアノブに手をかける。

後ろで、鍵、鍵、とつぶやく彼女の首元を見ると随分心もとない。

「お前、マフラーは?寒いぞ。」

あ、そだ。そういってリビングにマフラーを取りに行く。

「結局いつまでも出れないじゃねぇか。」

マフラーを手に取り、ぐるぐると首に巻き付けてゆく。
全く。そう口にして、手が止まる。
彼女は口をいつもの様に尖らせて、すみませんー。と少し申し訳なさげ。

なんだよ、可愛いじゃないか。

キスを一つ。
マフラーをギュッと、きつく締めてやる。

「ぐえ」

彼女から、間抜けな声。何するんですか!すぐさま反論。

「悔しかったから」

もう、ワケ分かんないですよ。彼女はブツブツ言いながら鍵をしめる。

どうしたって、お前が可愛いんだよ。
手をとって、アパルトマンを出た。

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こちらは、の/だ/め/カン/ター/ビレを扱う二次創作のブログです。もちろん原作、出版社等いっさい関係ありません。

のだ/めだったり、それ以外だったり気の向くままです。気の向くまま描いたり書いたりです。
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