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ミクロコスモ・ミクロコスモス 2
体にまつわる色々話。
息抜き的に短いシリーズ書くのは楽しいです。

|首

「見た?」
「見た!」
仲間内でそれは合い言葉の様に、朝から噂になっている。何事かと耳を傾ければ、どうやらいつものお騒がせの二人らしい。「千秋様の首筋!」「のだめちゃんの首筋にもくっきり!」おぉ、これは二人にしては珍しく艶っぽい噂だと、会話の端を拾っていると、向こうからいつも通り騒々しくやってきた。千秋の腕に絡むのだめはぐいと押しやられ拒否され続けているが構わずしがみついて、あ、ひど。と思うや否や、頭に拳。それからのだめはいつもの様に吹っ飛ばされる。この二人が、ねぇ。首にキスマーク?と思いながらも、目の前にやってきた千秋を、じぃ、と。「何だよ。」ぐっと不機嫌な顔をした千秋の首にはしっかりと指の痕。

「いや… 何でも。」

さて、どう冷やかしてやろうかと思っていた気持ちはとうに冷めきった。のだめの方を見て確認すれば、なるほど、のだめの首にも絞められたような痕がある。挙げ句に「せんぱーい!」いや、そんな痕つけてまで尻尾を振って千秋を追いかけるなんて。どうかしてんだろお前ら!いつも二人で何してるんだ?どこまで本気なんだ?プレイの一環か?
全くこいつらにまつわる噂なんて、やっぱり艶かしくも何ともない!



|心臓

「…真一君、昨日の夜。…何してたんですか?」

背中の声は、なんてなんて恐ろしい程の静かなきれいな声。それからゆっくりと身体に腕が回される。まるで心臓をつかみ取られるように、左胸に、左手。
「…別に、何も?」
「…ふぅん、そうですか。…先輩、心臓の音、随分早いですね?」

彼女は、口元だけで笑いながらそう言った。



|皮膚

「気持ちいい。」
「そうですか? お風呂入りましたしね!」
得意げに言う彼女に、少し呆れる。頬をぺたり、と腹部に寄せてもう一度目を閉じて神経を肌に。
「きれいだよなぁ、のだめのくせに。」
「何ですか、それ。…でも、そんなこと、初めて言われました。」
「うん?」
「そんなこと言う人、誰も居ませんでしたよ。」
「うん。」

絡めていた手を優しくほどいて肌をなぞる。その延長線に小さな音をたてて柔らかく吸い付いて。誰も知らなくていいよ、と。心の中で呟いた。

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こちらは、の/だ/め/カン/ター/ビレを扱う二次創作のブログです。もちろん原作、出版社等いっさい関係ありません。

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