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それは、恋です。
少し未来の。
峰、のだめ、千秋。がとても好きです。
峰、のだめ、千秋。がとても好きです。
|それは、恋です。
盛大な拍手の後、会場にライトが点る。休憩を告げるアナウンスの声。ふぅ、と隣でやや大袈裟に息をついて腰を下ろした峰が興奮冷めやらぬ口調で言った。
「いやー、のだめ、すごいな。 …。」
素直な感想のあと、嫌な笑顔で余計な間を加えてこちらを向いたので
「気色悪ぃな、なんだよ。」
足を組み直し、肘掛けに預けた腕に重心を寄せて怪訝に返した。
「演奏が始まる前は、シビアで音楽家ーって顔なんだけど、ステージにあがったのだめを見ると、ドレスアップしててキレイだな~なんて見蕩れつつも、こいつ大丈夫かな?って少しハラハラして。演奏始まったら、もう大丈夫って顔。弾き終わったら、すげぇ誇らし気。千秋、のだめのこと大好きだな!て顔して聞いてたよ。」
「…!」
ニヤニヤと笑いながら言われ、すぐさま言い返したかったのだが、最後は親指迄立てて満面の笑顔で得意げに締めくくられて、反論する言葉もどこへやら。言葉が出ずに頭を垂れていると、続く峰の声。
「学生の頃も、そんな顔して聞いてたけどな。」
峰を見れば、気づいてなかった?と苦笑混じりに付け加えられる。
何も言えなくなり、正面を向けば、ステージにはスポットライトの下に一台のピアノ。耳にはまだキラキラと跳ねる音が残っている。
「それで、すげぇうっとりした顔で思い出してる。」
からかう様に足された言葉にムッとしてみせて、うるさい。と返すのと一緒に立ち上がる。
「あ、千秋?」
「…煙草吸ってくる。」
あんなこと言われて、後半どんな顔して聞けばいいんだ、と思いながらも。きっと多分、ずっとそうなんだ、と悔しいけれど冷静に認めてしまっている自分もいる。うるさいな、仕方ないだろう。と心の中で峰にもう一度反論をしながら、煙草を押しつぶして客席へと戻った。
「のだめも、先輩のこと大好きです!!」
終演後、のだめが勢い良く抱きついてきてそう言ったのは。先に楽屋に行った峰が、さっきと同じことをのだめに言ったからだろうと、容易く想像できた。抱きついているのだめの向こう、峰が親指を立てて笑っている。まったく、仕方ないだろう!と必死に反論する気持ちは、赤面するばかりに終わった。
盛大な拍手の後、会場にライトが点る。休憩を告げるアナウンスの声。ふぅ、と隣でやや大袈裟に息をついて腰を下ろした峰が興奮冷めやらぬ口調で言った。
「いやー、のだめ、すごいな。 …。」
素直な感想のあと、嫌な笑顔で余計な間を加えてこちらを向いたので
「気色悪ぃな、なんだよ。」
足を組み直し、肘掛けに預けた腕に重心を寄せて怪訝に返した。
「演奏が始まる前は、シビアで音楽家ーって顔なんだけど、ステージにあがったのだめを見ると、ドレスアップしててキレイだな~なんて見蕩れつつも、こいつ大丈夫かな?って少しハラハラして。演奏始まったら、もう大丈夫って顔。弾き終わったら、すげぇ誇らし気。千秋、のだめのこと大好きだな!て顔して聞いてたよ。」
「…!」
ニヤニヤと笑いながら言われ、すぐさま言い返したかったのだが、最後は親指迄立てて満面の笑顔で得意げに締めくくられて、反論する言葉もどこへやら。言葉が出ずに頭を垂れていると、続く峰の声。
「学生の頃も、そんな顔して聞いてたけどな。」
峰を見れば、気づいてなかった?と苦笑混じりに付け加えられる。
何も言えなくなり、正面を向けば、ステージにはスポットライトの下に一台のピアノ。耳にはまだキラキラと跳ねる音が残っている。
「それで、すげぇうっとりした顔で思い出してる。」
からかう様に足された言葉にムッとしてみせて、うるさい。と返すのと一緒に立ち上がる。
「あ、千秋?」
「…煙草吸ってくる。」
あんなこと言われて、後半どんな顔して聞けばいいんだ、と思いながらも。きっと多分、ずっとそうなんだ、と悔しいけれど冷静に認めてしまっている自分もいる。うるさいな、仕方ないだろう。と心の中で峰にもう一度反論をしながら、煙草を押しつぶして客席へと戻った。
「のだめも、先輩のこと大好きです!!」
終演後、のだめが勢い良く抱きついてきてそう言ったのは。先に楽屋に行った峰が、さっきと同じことをのだめに言ったからだろうと、容易く想像できた。抱きついているのだめの向こう、峰が親指を立てて笑っている。まったく、仕方ないだろう!と必死に反論する気持ちは、赤面するばかりに終わった。
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